その性能の大きさは25℃50%(室温25℃、湿度50%の時)25℃90%RH(室温25℃、湿度90%の時)の吸湿率の差で表します。相対湿度90%の時(湿気が多い時)はたくさん吸湿して、相対湿度50%の時(湿気が少ない時)はあまり吸湿しないということになります。逆に湿度が50%を切ると、蓄えていた湿気を放湿して湿度を一定に保とうとします。その性能を調湿性能といいます。そしてグラムパ一キログラムとは材料1kgで何gの湿度をコントロールできるのかを表しています。
湯布珪藻土 94.7g/kg
特に入隅・出隅の部分は塗り壁材の収縮もあり、ヒビ割れが出やすい箇所となります。また、真壁などで、木が伸縮することが原因で、木と湯布珪藻土に隙間ができる(チリ切れ)ことがあります。湯布珪藻土は自然素材で作っている為、ク口スやペンキに樹脂が入った塗り壁に比べると微細なクラックやチリ切れが生じる事があります。
※経年変化や地震によってもヒビが入る場合があります。尚、クロスでも経年変化によって剥がれ・割れが出ることもあります。
※天井・壁・梁・柱の入隅や出隅はクラックやチリ切れが生じやすい場所です。
スイッチ・コンセント回りについた手垢、鉛筆や物がこすれた痕はプラスチック消しゴムで消えます。
>水溶性のシミ汚れ(醤油、コーヒー等)の場合
霧吹きで水をかける 汚れを取る 珪藻土を塗る 乾かす
スイッチ・コンセント回りについた手垢、鉛筆や物がこすれた痕はプラスチック消しゴムで消えます。
>水溶性のシミ汚れ(醤油、コーヒー等)の場合
霧吹きで水をかける 汚れを取る
珪藻土を塗る 乾かす
浅いキズならキズの回りにキズより大きめに霧吹きで水をたっぷりかけて指でならすか、
へラ等で ならしてそのまま乾燥させれば終了です。乾くとキズが目立たなくなります。
霧吹きで水を噴霧し、湿らせる。
元の材料(紛の状態)をスポンジにつけ、ファンデーションのようにポンポンと付けていく。
元の材料を水で溶き(やわらかめ)、筆などで、ヒビ割れを埋めていく。
柱側にマスキングテープを はり、水で練った材料をチューブかなにかでヒビ割れに注入する。
湯布珪藻土ホームページで動画を見ることが出来ます。(http://www.yufu-keisoudo.jp/movie)
12.5mmベベルエッジを使用してください。3×6より3×8ボードを推奨します。
横目地が少ないので クラック防止になります。ジョイント部分などにパテ処理をし乾燥後、仕上材の施工となります。
ビニルクロスの場合はゴミ、汚れを除去してください。
剥がれ防止の為、タッカーで補強します。補強後、あくどめシーラーをムラなく塗りつけ完全乾燥させてください。
■推奨シーラー(下記のシーラーはF☆☆☆☆表示製品です)(株)ハネダ科学 ハイポリックシーラー
ビニルクロスの場合はゴミ、汚れを除去してください。
剥がれ防止の為、タッカーで補強します。補強後、あくどめシーラーをムラなく塗りつけ完全乾燥させてください。
■推奨シーラー
(下記のシーラーはF☆☆☆☆表示製品です)
(株)ハネダ科学 ハイポリックシーラー
特別な下地処理は必要ありません。
下地の乾燥が不十分だと、仕上材の乾燥が遅れ、カビ発生の原因になることがあります。
下地を十分に乾燥させて、施工してください。
特別な下地処理は必要ありません。下地の乾燥が不十分ですと、仕上材の乾燥が遅れ、
カビの発生や表面強度、付着力の低下がおこります。
pH試験紙でpH9以下、水分計で含水率10%以下になったのを確認の上、施工してください。
ジョイント部分にファイバーテープを貼り、パテをしごき塗りし完全乾燥させてください。
あくどめシーラーをムラなく塗りつけ完全乾燥後、仕上材の施工となります。
※合板(ベニア)下地は施工後の膨張、収縮が大きく、適正下地に比べて、割れが発生し易くなります。
部分使用(設備機器の受け板等)でも割れやアクの発生に注意をお願いします。
塗料と下地の付着の強さを確かめてから施工してください。
(ガムテープを貼って剥がしてみて、塗料が剥がれてこないかどうか確認し、
剥がれてくる時は塗料を全面剥がしてから施工してください)
シーラーをムラなく塗りつけ完全乾燥後、仕上材の施工となります。
古壁下地の場合は、剥離の危険性があります。
古堅を左官材用剥離材などを使用して剥がし、
あくどめシーラーをムラなく塗りつけ、 完全乾燥させてください。
完全乾燥峰、仕上材の施工となります。
★施工の際は必ず施工マニュアルをお読みいただき、ご不明な点は事前にご相談ください。
その性能の大きさは25℃50%(室温25℃、湿度50%の時)25℃90%RH(室温25℃、湿度90%の時)の吸湿率の差で表します。
相対湿度90%の時(湿気が多い時)はたくさん吸湿して、相対湿度50%の時(湿気が少ない時)はあまり吸湿しないということになります。逆に湿度が50%を切ると、蓄えていた湿気を放湿して湿度を一定に保とうとします。その性能を調湿性能といいます。そしてグラムパ一キログラムとは材料1kgで何gの湿度をコントロールできるのかを表しています。
湯布珪藻土が、カビ、ダニを防止するといっているのは、湿度(湿気)の話になります。
湿度(湿気)を コントロールすることにより、結露(水分の発生)を起こさないようにし、その結果、カビの発育(発生)を防止するということです。また、おなじく湿度(湿気)のコントロールにより、カビの増殖を抑制するということにもなります。次に水分についてですが、例えば、湯布珪藻土が施工後、乾燥に時間がかかり水分を保持している時間が長すぎた場合や、湿度(湿気)が多過ぎるため、コントロールしきれずに結露をおこしてしまった場合、さらには何らかの原因で水漏れがあり、その水分を吸収してしまった場合に、カビが発育(発生)することがあります。湿気が多いからカビが発生するという話しを聞くことがありますが、湯布珪藻土が1度、水分(自由水)の無い状態になれば、たとえ90%の湿度が続いてもカビが発生することはありません。『湿気が多いからカビが生えた』ということを正確に言うと、『湿気が多いため部分的に結露をおこし易い場所ができ(相対湿度が高ければ高いほど小さな温度差で結露が起きる)、結露水が湯布珪藻土の処理できる量を越えたため、カビが発生した』ということになります。この様な事により湯布珪藻土を塗ったからカビが発生しないとは限りません。
上記した『自由水』の他に『束縛水』というものがあります。
『自由水』
その名のとおり自由に移動できる水のことで、生物であるカビなどは、この水に溶け込んだ栄養分を取り込むことができる。
(例) (湿気ではなく水滴となったもの)木材に含まれている水で、含水率が約30%以上のもの。
『束縛水』
分子レベルで材料の構成物質に束縛されている水のことで、カビの発生には関与しない。
(例) メソポア珪藻土の孔の中に取り込まれた水木材に含まれている水で、含水率が約30%未満のもの。